先日観たばかりの映画「もう一人の息子」の日本版が報道されている。
60歳になって判った取り違え事件、裁判所は3600万円支払得えとの判決が出されたが、果たしてお金で済むことなのか。
日本の映画もこのような事件を扱ったものが話題になったが、私が先日観た映画はパレスチナとイスラエルの紛争地帯の話で生々しかったが、今回の事件もお金持ちの息子(3人)たちがお兄さんと余りにも違うので、調べ始めたとのことらしい。
片方は余り金銭的に恵まれていなかった家族というが、ここまで育ててくれた恩はあるでしょうし・・・本当に複雑な気持ちでしょう。
今日ニュースを観ていたら、恵まれていた家族の兄弟たちと飲みに行ったり、こんどは温泉に行こうと誘っているとの報道。何だか涙がでてきました。
私と妹は余りにも性格も顔も違うので「あなた橋の下から拾ってきたのよ」と悪態をついたこともありますが、これも本当の姉妹だから言えること。
シリアスな状態の家族だったら冗談にも言えないことですから。
今回発覚した取り違えの男性も60歳になって知ったなんて、ある意味知らなかった方が幸せだったかも。マスコミも余りにも境遇の違いを言いすぎるように感じます。お金があって最高学府まで出してもらっても、バカラ賭博に狂ってしまう会社社長の息子もいますから。何が幸せかわかりませんねぇ。