銀座の寿司屋「くろ寿」にお願いしてあったちらしずしを受け取りに。
母と妹と3人分、11時半にお約束してあったので荷物を銀座駅のコインロッカーに入れて暮れの銀座を
散歩しがてら出来あがるのを待っていました。
銀座の有名蕎麦屋「吉田」で年越しそばを買って、高級すしの「くろ寿」でちらし寿司、もしかして
今年が最後かも知れない母と過ごすのは・・・と毎年思いながら、それでも母は来年も大丈夫よと
心が千路に乱れながら、暮れと新年の準備をして行きました。
荷物も持ちきれないほどだったので、妹に駅まで来てもらって何年かぶりに日本でお正月を迎えました。
昨年はゴールド・コーストに行ったので、お節料理は久しぶり、妹に買い出ししなくても3人分頼んでしまいましょうよ、と
今半にお願いしました。
この手の物を余り信用していなかった私ですが、元々今半のすき焼きは大好きだったので、
ダメ元で頼みましたが、思いのほか美味しい物の詰め合わせで、満足。
人数が少ないので、買っても作っても余る。お正月1日だけあればいいので、お手軽おせち。
お節料理が毎日というのも何ですから・・・・形だけお正月には、特に人数が少なかったらこれでOK.
今半は元々お肉屋さんだからローストビーフはぴか一でした。
NHKの紅白を観たのも何年かぶりです。
珍しく始めから終わりまで母も観ていました。
「こんなにたくさんの人たちで歌っていても何を言っているのかわからないわねぇ」
と文句を言いながらも衣裳評論や「この歌手年を取ったわねぇ」とか「音を外した」とか
「振りだけで歌はたいしたことないわ」と3人で好きな事言いながらあっという間に11時45分になっていました。
こんなに最後まで母も観るなんて今までになかったこと。
それだけに思い出ばなしとしては良いかなぁ。
あれだけたくさんの人たちが出演していましたが、どういうわけか、
「スマップ」の5人が出てきたら何だかほっとしてしまいました。
別にファンというわけじゃないですが、嵐の5人は若くて今売れていますが、
スマップの人たちの安定した姿が好感がもてました。
それにしても松田聖子がオオトリって、どんなにベテラン歌手でもあんなにあがってしまうのですね。
親子で紅白はご同慶の至りですが、こちらがドキドキしてしまいました。
あの高慢な彼女だからさぞ悔しかったでしょう。
女性の司会者も下手だったし・・・下手というより声が裏返ってしまう、
彼女を司会者にしようと思った根拠を知りたい。サブ司会者の有動アナウンサーの安定した
司会者に最初からしたら良かったのに、観ている方がハラハラしてしまいました。
お節料理を食べてお腹いっぱいだからと妹と六角橋に散歩へ。
夕方から松井久子監督のDVD「レオニー」を観ました。
これは以前から妹にみせたいと思っていたので。
落ち着いて「イサム・ノグチ」を考えるのには良い鑑賞会でした。
夜9時からBSでウイーンフィルハーモニーのニューイヤーコンサートをフルに観ました。
ズービン・メーター指揮でワルツとポルカ、ヨハン・シトラウスの父子、全員シトラウス、長男がヨハンをそのまま引き継いで、
2人の弟と作曲は500曲以上だそうだ。バレエも観られて、満足、満足!
来年はウイーンでニューイヤーコンサートを生で聴きたいわ。
会場では何人かお着物の方がいらっしゃったが、最高のドレスアップをして、生きているうちに
実現したい!
アンネン・ポルカは昔バレエで踊ったことがありましたが、(本当に大昔)今でもあの軽快な音楽が鳴ると
振りは何とか出来そう!!骨が折れる。
ただ、昨今氷上で4回転する時代ですから、バレエの振りは地味で損ですねぇ。大変な割には
喝采を受けにくいです。
アンネン・ポルカのアンネンはヨハン・シトラウスの母親の名前アンナから付いたらしい。
それにしても一軒家は寒い!!
木造の家ではないのですよ、一応鉄筋の家なのですが、一部屋ずつ暖房するようになっているので、
隣の部屋に行くのに勇気がいります。
私のようにマンション住まいが何十年続けていると、冬でも案外暖かい。
とにかく私が余り寒い、寒いというので、妹が「おねえちゃま、栄養が悪いのじゃない?」と
憎たらしくいいますが、2泊したのですが、夜中にトイレに行きたくても寒くって・・・・
我慢していても人に行ってもらうわけにいかないので「えいや~~」と。
50年か60年ぶりに「湯たんぽ」を作ってもらいました。
それにしても湯たんぽの温かさは嵌ってしまいそう。
電気毛布などの温かさとは何倍も心和む気がしました。
31日銭湯に行き、今日2日朝から開業している銭湯に入ってから帰ってきました。
久しぶりに東京でお正月(正式には横浜ですが)を迎えました。