法隆寺、薬師寺、唐招提寺、平城宮跡、朱雀門、など世界最古の木造建築を見てきました。修学旅行以来の奈良訪問だったのですが、奈良というと高市早苗の地元だったと思うのですが、昔は栄えていたのは今回の旅行でも感じられましたが、今はどうかというと奈良の産業は勿論農業がメインだと思いますが、奈良漬けか鹿くらいしか思い出せませんでしたが、今じゃ田圃をつぶして水を張り、鯉の養殖が大きな産業だとのバスガイドさんのお話。日本人は余り鯉を飼う印象が掴めないのですが、外国人が大好きな趣味だそうです。そういえば車窓から鯉の池らしい水を張った元田んぼをたくさん目にしました。
それにしても観光客は外人が多かった。2日目のバスには15人ほど乗りましたがお隣のバスは外国人で満員でした。お寺それぞれ違いがわかるのでしょうか?私も家に帰ってからパンフレットをしげしげと眺めて、それでも大まかのところしか理解できずに帰ってきました。特にアメリカは歴史がないから、ああいうのが好きなのはわかりますが、イギリスやその他のヨーロッパはお正月に行ったウイーンなんかも歴史建造物がたくさんありましたが、キリスト教と仏教の違いは元は同じなのかも。来世に花が咲くような気持ち、現世でこうして手を合わせて祈る、拝むのは気持ちが晴れる気がします。
夕方JRで奈良駅から大阪へ移動しました。途中近鉄天王寺という所を通過したので、戦後私と研一は母の実家近鉄針中野という所にしばらく住んだことがある、と娘に話したら「行って見たい?」ときかれたのですが、針中野で降りてもたぶんわからないだろう、戦後すぐの事でしたから。ちなみに「戦後とは第二次世界大戦の事」です。私が4~5歳、研一が3~4歳の頃、未だ配給のさつま揚げを強烈に覚えていますが、それも防火用水の蓋の上で各家庭に配っていました。針中野というとそのさつま揚げが目に浮かぶのです。