朝、妹から「おねぇちゃま!今日の映画ひまわりよ」と電話が有りました。今年になって1970年のイタリア映画「ひまわり」がウクライナとロシアの戦争によってクローズアップされているせいか、焼き直しの画面が綺麗になった「ひまわり」が劇場で上映されて、観に行ったのですが、帰ってきて持っているDVDをもう一度見直して、今日BSで午後1時からの放映を又観てしまいました。あの映画勿論私の理解力のせいですが、観るたびに少しずつ感情の入れ方が変わるのです。今日また違う局面を見出しました。戦地に赴いていた主人が戦後帰ってこない、イタリアの気の強い女性がロシアまで探しに行くストーリーですが、探し当てた旦那さんはロシアの雪の草原で死にそうな彼を助けて、その女性とそのまま家族になってしまい、女の子と3人で過ごしている姿を見て、彼女は故郷に帰り、一生懸命生きていく。それで終わりだと映画にならない。彼がロシアからイタリアへ彼女に会いに来て、もう一度・・・と言うが、彼をロシアに帰るように説得して苦しい別れをするのですが、イタリアのあの強い女性を見ても人情が溢れてくるストーリー、戦争を題材にした悲恋物語です。まだ、見ていない方はぜひご覧ください。ひまわり畑の撮影はウクライナで撮ったとのこと。美しいと切ないのがこの映画の見どころです。4回観ましたが、何度観ても感動がわく映画です。
そして・・・7時半からNHKのドラマ「アイドル」を観ました。めったにNHKもドラマも観ないのですが、何となくNHKにしてみたら丁度このドラマが始まる時でした。浅草の「ムーランルージュ」という劇場の踊り子が戦争で劇場出演できなくなり、戦地に行く人の慰問に行ったり、戦中のジャズや音楽が厳しい時と東京大空襲の後焼野原になってしまった東京をテーマに何だか今日は戦争に関する映画とドラマ、8月15日に向けて終戦を覚えて祈りたい気持ちです。