アンディー・ウオホールノの書いたマリリン・モンロウの絵がサザビーのオークションで254億円でダンしたって。
お金はあるところに有るのですね。
ずいぶん昔・・・サザビーのオークションに誘われて、サザビーが何だかよくわからない時でした。勿論メトロポリタン美術館などは日本からのお客様をお連れして行っておりましたが、オークションってよくわからない時代がありました。
その日普段着よりもう少し余所行きの恰好だったと思いますが、その会場に着いたら男性はタキシード、女性はロング・ドレス、場違いな恰好の私は穴が有ったら入りたいと小さくなっていました。当時日本もドルが80円を切っていたので、いわゆるバブルで、日本の業者らしき人がお弁当箱ほどの携帯電話で買い手と連絡を取り合っていて、日本人が目の色変えてセリあっていました。私は胸がドキドキしながら見ていましたが、当時はドル、ポンド、リラ、など、今のようにユーロではなかったので、カチャカチャカチャとボードの貨幣がせりあがって、へぇ~~こうやって有名画は売買されるのだと驚いたことがありました。
今回のマリリン・モンロウの絵一枚!ですよ、254億円 サザビーのオークション会場の華やかさと来ている人たちのドレスに普段着で行った私のみじめさは何年経っても思い出します。誘ってくれた人もひどいですよね、ドレス・コードがあります、と教えてくれませんでした。別に入れてくれなかった訳じゃないのです。