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このバカ暑い日に上野の森へ

Posted on 2020年8月12日 by 大前伶子 in ブログ

東京国立博物館で開催されている「きもの展」を一人で観に行ってきました。

上野公園の暑かったこと。展示されている着物は小袖が多かったが、数百年の時を経て、

こうしてきれいに保たれて今の時代に見せて頂けるのは凄く幸せ。

 

 昨日私が卒業した横浜捜真女学校の同窓会報が送られてきました。

私たちが習った先生方のことが書いてありました。

小倉遊亀先生、日野綾子先生、大野一雄先生・・・・

哀悼というページに鈴木寛一先生のご逝去を知りました。びっくり。

鈴木寛一先生の思い出は先生が芸大を卒業されて、捜真に奉職された社会人一年生でした。

私たちは高3でもう最後の一年、先生は学生からいきなり女学校の先生になりました。

今でもよ~~~く覚えています。女学生の前で先生は上がっていたのです。

礼拝の時宗教音楽をきれいなテノールで歌ってくださって、私たちはまるでスターが来たみたいに

キャッキャと騒いだものです。音楽理論よりテノールの豊かな声に酔いしれたものです。

その後のご活躍は母校の芸大の教授になられ、その後名誉教授。

先生のお得意は宗教曲だったみたいですが、オペラ界、ウイーン留学された素晴らしい先生に学んだんだなぁ。

鈴木先生の最初の生徒になったことはその後の音楽にたいする私の心の中を豊かにしてくださいました。

ある日、同期会をするにあたって、幹事から電話があり、「あなたぁ、鈴木先生にお熱だったので、

今度の同期会にゲストでいらしてもらう役を」と言われて、私は先生宅に電話をしていらしてもらいました!!

芸大の名誉教授に直接「クラス会にいらしてくだい」と直球を投げたのですが、

先生はいらしてくださいました。私も面目が立ったというのものです。

その折、先生にこう言ったと思い出しました「私たち高12回生で大前伶子というものですが、

今回のクラス会にいらしてくださいませんか?先生覚えていらっしゃいますか?」とずーずしく

言ったのです。何と!鈴木先生は「覚えているよ、僕が新米の時助けてくれたじゃない」と。

天にも昇る気持ちで先生のご参加を忘れられないこととして私の心に残っております。

昨日同窓会報が届いて鈴木寛一先生が2020年4月6日にご逝去されたことを知り、心から哀悼をささげたいと思います。

その素晴らしい生涯の軌跡の最初の教え子である私たちは幸せでした、それと共に誇りに思っております。

その後音楽大好きになり、生涯を彩ってくれている音楽の原点になったと感謝しております。

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