宮城県女川町の復興にかける人々を通じて、人間の底力を描いたドキュメンタリーの試写会に招かれました。
復興の力になってくれたのが中東のカタールだったなんて、知りませんでした。
大型冷蔵冷凍庫「マスカー」が寄付され、建物も整備されて、水産業で成り立つ女川の街に活気が戻るという
若者中心のコミュニティーが出来上がる。
町内は、街中心部を更地にして嵩上げする工事が休みなく進み、2015年3月のJR女川駅開通。
復興祭を盛大に開催することすら批判を浴びながらではあったが、津波が来たら高台に逃げることを伝承する
リレー大会を通して「復興男」レースの、「逃げろー」の合図で始まった、すべては津波に記憶を未来に伝えるため。
2015年12月、駅前商店街とプロムナードがオープン。
女川の名物魚介類の開発を都会からユータンしてきた若者が担うという素晴らしい映画でした。
震災後すぐに救助の手を差し出してくださった台湾はよく話題になりましたが、
中東のカタールとの絆はあまりしられていないが、「カタールフレンド基金」の総額は1万USドル、
当時のお金で100億円もの資金が女川に供出されていたのです。
NHK的なドキュメンタリーでしたが、数々の感動場面に何度も涙しました。
カタールと言えばサッカーで有名な首都ドーハ、イスラム圏です。海洋国家だそうです。
日本人と同じ魚がよく食べられている。