大前伶子 - 公式サイト
  • Facebook
  • Rss
  • トップページ
  • プロフィール
  • お問い合わせ
Home» ブログ » 太宰治って作家

太宰治って作家

Posted on 2021年2月11日 by 大前伶子 in ブログ

日曜日の9時から「人間失格」の作家、太宰治という特集がBSで放映された。

1948年山崎宮栄という当時28歳の悪女と言われている女と玉川上水で入水自殺したのです。

それまでに3回ほど自殺未遂したこの太宰治という人は可なり自分勝手な男性だったのだなぁ。

酒、借金、薬物、しかも正妻と2人の愛人。

こういう男性っているのよね、また、この手の人は女性がほっておけない、から始末が悪い。

「死ぬ気で恋愛してみないか」とのたまったらしい。

21歳ではじめての心中、女性は死に太宰だけ生き残った。

28歳の時は内縁の妻と3人の子ども。

彼は青森の大地主の息子らしい。次の女性が太田静子「斜陽」という小説をそのころ書いた。

知的な女性が好きだったみたい、「僕と一緒に死んでほしい」なんて言えちゃうのだから。

その後肺結核にもなり、そのころ書いたのが「人間失格」

どうしても人間を信じられない、て、最後の作品「グッド・バイ」

6月13日に遺書を書いて玉川上水に入水して大スキャンダルになり、

そのころ彼のいくすえを心配していた井伏鱒二さんがずいぶん面倒をみたそうだ。

18年の付き合いでかなり面倒な弟子だと告白している。志賀直哉とか壇一雄たち錚々たる

人たちが周りにいたのだそうだが、太宰の文学は自殺をもって終わったのだ。

20代でありながら「晩年」を29歳で書き生きているのがつらいと書いてあるらしい。

晩年は死ぬことばかり考えていた、って。

「姨捨」が最後の作品、文学の完成は自分が死ぬことで完成すると思って自殺した。

14年間の作家生活で150もの作品を残した、こういう身勝手な男って女がほっておかないのか。

当時死ぬほど「芥川賞」が欲しかったみたいで、何度も壇一雄さんや井伏鱒二さんに

おねだりしていたらしい。

アナザーストーリーはほぼこのような筋書きでしたが、

太宰治って作家、身勝手なある意味嫌な男だったのですが、女性はこういう人に惹かれるのよ。

彼の年齢を見ると私の父と1歳しか違わない、私の父は職業軍人だったから、

太宰治の事なんていうとあの戦時下で、何を言うとるの?ふやけた野郎だとおもったでしょうね。

こういう持て男今でもいますよね。生活力はないのに妙に女性にもてる。

45分の放送でしたが、終わったらどっと疲れてしまいました。

 

 

 

 

 

最近の投稿

  • 冷やし中華2022年8月17日 冷やし中華
  • 若者に伝えたいこと。BS日テレ2018年3月22日 若者に伝えたいこと。BS日テレ
  • 映画「ハマのドン」2023年5月7日 映画「ハマのドン」
  • 10年前に書いた「私らしい人生のしまい方」2021年11月28日 10年前に書いた「私らしい人生のしまい方」
  • 自宅でお客様をおもてなし2018年4月23日 自宅でお客様をおもてなし
  • ニューヨーク⑥2019年12月1日 ニューヨーク⑥
  • 政治改革刷新本部立ち上げ!なんてちゃんちゃら2024年1月11日 政治改革刷新本部立ち上げ!なんてちゃんちゃら
  • 久しぶりに崎陽軒の嘉宮2017年9月18日 久しぶりに崎陽軒の嘉宮
  • JLL総会が三越本店で開催されました2015年10月2日 JLL総会が三越本店で開催されました
  • i+Land の写真2021年11月9日 i+Land の写真
  • 白髪2015年6月23日 白髪
  • タフ・ネゴシエィター2017年3月24日 タフ・ネゴシエィター

サイト内検索

最近の投稿

  • いよいよ白内障の手術を決心しました
  • まぁ!有りうること聞いちゃいました
  • マリンバとピアノコンサート軽井沢「露生庵」
  • 布施明歌手生活60周年記念コンサート(武道館)
  • 若草山の山頂(奈良)
  • 慈光院
  • 東京会館のカレー
  • 又万博で恐縮ですが・・・
  • ドイツ人のイースター
  • トランプ大統領100日
  • ベートーヴェン「フェデリオ」オペラ
  • 連休真っ最中ですが・・・
  • 「教皇選挙」という話題の映画、昨日に続き観てきました
  • 「美と狂気のばれりーな」
  • 万博のインド館未完成
  • 運転免許証を返納して初めて得したこと
  • シグネチャープロジェクト(命の輝きプロジェクト)という皮肉なタイトルが付いた関西万博
  • 今回の関西旅行のメイン・イベント2025大坂・関西万博に行って・・・
  • 奈良2日目
  • 関西の旅に行っておりました

アーカイブ

  • 2025年5月
  • 2025年4月
  • 2025年3月
  • 2024年11月
  • 2024年10月
  • 2024年9月
  • 2024年8月
  • 2024年7月
  • 2024年6月
  • 2024年5月
  • 2024年4月
  • 2024年3月
  • 2024年2月
  • 2024年1月
  • 2023年12月
  • 2023年11月
  • 2023年10月
  • 2023年9月
  • 2023年8月
  • 2023年7月
  • 2023年6月
  • 2023年5月
  • 2023年4月
  • 2023年3月
  • 2023年2月
  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年5月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月
  • 2020年2月
  • 2020年1月
  • 2019年12月
  • 2019年11月
  • 2019年10月
  • 2019年9月
  • 2019年8月
  • 2019年7月
  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月
  • 2018年12月
  • 2018年11月
  • 2018年10月
  • 2018年9月
  • 2018年8月
  • 2018年7月
  • 2018年6月
  • 2018年5月
  • 2018年4月
  • 2018年3月
  • 2018年2月
  • 2018年1月
  • 2017年12月
  • 2017年11月
  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月
  • 2017年6月
  • 2017年5月
  • 2017年4月
  • 2017年3月
  • 2017年2月
  • 2017年1月
  • 2016年12月
  • 2016年11月
  • 2016年10月
  • 2016年9月
  • 2016年8月
  • 2016年7月
  • 2016年6月
  • 2016年5月
  • 2016年4月
  • 2016年3月
  • 2016年2月
  • 2016年1月
  • 2015年12月
  • 2015年11月
  • 2015年10月
  • 2015年9月
  • 2015年8月
  • 2015年7月
  • 2015年6月
  • 2015年5月
  • 2015年4月
  • 2015年3月
  • 2015年2月
  • 2015年1月
  • 2014年12月
  • 2014年11月
  • 2014年10月
  • 2014年9月
  • 2014年8月
  • 2014年7月
  • 2014年6月
  • 2014年5月
  • 2014年4月
  • 2014年3月
  • 2014年2月
  • 2014年1月
  • 2013年12月
  • 2013年11月
  • 2013年10月
  • 2013年9月
  • 2013年4月

メニュー

  • 大前伶子のニューヨーク(旧ブログ)
(c) 2013 - 2024 大前伶子 公式サイト