舞台はNYのワシントン・ハイツ、カリブ海に面したドミニカ共和国からの移民の話でした。
ブロードウエイ・ミュージカルで2008年にトニー賞を4部門受賞している作品の映画化。
ラップスタイルのサルサやヒップホップのビートが利いていてラテン系のエネルギーが凄い。
みんな夢見てアメリカの地を踏むのですが、帰属意識と滞在許可のグリーンカードや貧困や
労働許可の難しさで、全員悩むところだ。貧困と労働者階級の苦悩に満ちている。
音楽とダンスでエネルギーを感じる。深刻な悩みもあるがそこは南米、中南米の明るさで
感情豊かな作品になっています。
私はこのコロナ禍で映画館も空いているだろうと踏んで、予約をしないでふらりと行ったら
何と、何と40分前で一番前(見にくい)3席しか空いていなかった。
こういう大音量の映画は一番後ろでも良かったのに、一番前は可なり辛い席でした。
人流の流れに敏感になっていなくてはいけない昨今、映画館は満員です。
いくら政府がダメ、ダメ、だめよと言っても馬耳東風の国民になってしまいました。
尊敬できる政府の御仁がいないからね。